はじめに
※本記事は、筆者の実体験(妊娠8週時点)をもとにした情報共有です。
※妊娠・出産の経過や制度は国や個人の状況によって異なりますので、参考程度にご覧ください。

国際結婚をしていると、
「日本で出産するべきか?」
「妻の母国で出産するべきか?」
という悩みに必ず直面します。
特に初めての妊娠の場合、
・どちらの国が安心できるのか
・費用や制度はどう違うのか
・サポート体制はどうか
など、簡単には決められない問題です。
この記事では、日本在住の国際夫婦(日本人夫×台湾人妻)である私たちが、妊娠8週時点で台湾での出産を選んだ理由を、リアルな迷いや判断軸とともに解説します。
この記事は、国際結婚で「どちらの国で出産するか迷っている方」に向けて書いています。
初めての妊娠の場合、
- 何をすればいいのか
- いつ病院に行けばいいのか
といった不安も大きいと思います。
実際の流れについては、こちらで詳しく解説しています。
→日本在住の台湾人妻に妊娠発覚!その後の流れと初期の過ごし方|リアル体験【国際結婚】
私たちの状況(国際結婚・里帰り出産)
私たちは、日本人の夫と台湾人の妻の国際夫婦です。
本ブログは夫目線で書いています。
- 夫:日本人(会社員)
- 妻:台湾人(専業主婦)
- 日本在住(妊娠発覚も日本)
- 現在:妊娠8週
妊娠15週目で台湾へ里帰りし、台湾で出産する予定です。
記事を書いている時点では妊娠8週目なので、「決断プロセス」をリアルに書いています。
決断するために話し合ったこと
日本で出産するか、台湾で出産するかを決めるにあたり
まずは、それぞれのメリット・デメリットを考えました。
日本で出産するメリット・デメリット【国際結婚の場合】

日本で出産するメリット
- 夫婦で妊娠・出産を共有しやすい
妊婦検診や日常生活を一緒に過ごすことで、赤ちゃんの成長を身近に感じることができ、父親としての自覚が芽生えやすくなります。 - 妊娠中のトラブルにすぐ対応できる
妻や赤ちゃんに何かあった際に、夫がすぐに対応できるため安心感があります。 - 医療体制への安心感
日本の医療体制は整っており、検診時の説明やサポートも丁寧で安心して出産に臨めます。 - 立ち会い出産がしやすい
急な出産でも比較的対応しやすく、出産に立ち会える可能性が高いです。
日本で出産するデメリット
- 妻が孤立しやすい
国際結婚の場合、日本での知り合いが少ないと、日中一人で過ごす時間が増え、不安を感じやすくなります。 - 実家のサポートを受けにくい
母国の家族と離れているため、家事や精神面のサポートを受けにくい環境になります。 - 文化や考え方の違い
出生前検査や出産方法に対する考え方が異なるため、戸惑うことがあります。 - 言葉の壁
日常会話は問題なくても、医療用語の理解が難しく、不安につながることがあります。
台湾で出産するメリット・デメリット【里帰り出産】

台湾で出産するメリット
- 家族のサポートを受けやすい
妊娠中や出産後に家族の支援を受けられるため、身体的・精神的な負担が軽減されます。 - 母国語で安心して出産できる
医師とのコミュニケーションがスムーズで、不安が少なくなります。 - 友人に相談しやすい
身近な友人や出産経験者に直接相談できる環境があります。 - 文化的に慣れている
出産や産後の過ごし方が自分の価値観に合いやすいです。 - 出産費用が比較的安い
日本と比べて費用が抑えられるケースがあります(条件により変動あり)。
台湾で出産するデメリット
- 夫婦が離れて生活することになる
妊娠中や出産時に一緒にいられない期間が発生します。 - 立ち会い出産が難しい場合がある
出産のタイミングによっては立ち会えない可能性があります。 - 出産後の手続きが増える
出生届やパスポート取得など、日本側の手続きが必要になります。 - 父親の実感が持ちにくい場合がある
妊娠期間を共有できないことで、実感が湧きにくい可能性があります。
日本と台湾の出産の違い【比較まとめ】
日本と台湾の出産の特徴をまとめると、以下の通りです。
【日本】
- 医療体制が整っている
- 夫が立ち会いやすい
- 夫婦で妊娠期間を共有しやすい
- 家族のサポートは受けにくい場合がある
【台湾】
- 家族のサポートが手厚い
- 母国語で安心できる
- 費用が比較的安い
- 夫が立ち会いにくい場合がある
どちらにもメリット・デメリットがあり、正解は一つではありません。
日本と台湾の出産にかかる費用

判断基準の参考として、出産にかかる費用を日本と台湾で比較しました。
【日本の出産にかかる費用】
- 出産:40~50万円
- 無痛分娩:15万円
【日本の出産時の給付制度】
- 出産育児一時金:50万円
- 市からの支援制度:10万円(私たちの市の場合)
【台湾の出産にかかる費用】
- 出産:10万円
- 無痛分娩:5万円
【台湾の出産時の給付制度】
- 高雄市からの支援制度:3万TWD(約15万円)
渡航費や生活費などは別途算出する必要はありますが、出産費用自体は台湾の方が安くなります。
※病院や利用施設によって値段は異なります。
また、妻が日本の健康保険や住民票を持っている場合、台湾で出産したとしても出産育児一時金や市からの給付金を受け取ることが出来ます。
費用面だけで見れば台湾の方がかなり魅力的に感じました。
出産費用に関してはこちらの記事で日本と台湾の費用を比較しています
日本と台湾どちらで出産するべき?費用・産後ケア・支援制度を徹底比較【国際結婚】
私たちも正直かなり迷いました
私たちも「日本で出産するか、台湾で出産するか」は簡単に決められませんでした。
- 夫としては出産に立ち会いたい
- 妊娠期間を一緒に過ごしたい
- 何かあったときにすぐそばにいたい
という気持ちが強く、日本での出産も真剣に考えていました。
一方で妻は、
- 初めての出産で不安が大きい
- 母国語で安心して出産したい
- 家族のサポートを受けたい
という思いがありました。
何度も話し合いを重ねた結果、
「どちらが正しいか」ではなく
「どちらが安心できるか」
という視点で考えることにしました。
私たちが台湾での出産を選んだ判断軸
最終的に私たちは、
「妻が最も安心できる環境を選ぶべき」
という考えに至り、台湾での出産を選びました。
主な理由は以下の通りです。
- 家族のサポートを受けられる
- 体調が悪いときに無理をしなくてよい環境
- 母国語で安心して出産できる
- 初めての出産で不安が大きかった
夫としては一緒にいられない寂しさや不安もありましたが、最終的には妻の安心を最優先にしました。
里帰りのタイミングと理由

私たちは妊娠15週目で台湾へ里帰りし、出産後2カ月で日本に戻る予定です。
妊娠15週で帰国する理由
- 安定期に入るタイミングだったため
- 出生前検査を台湾で受けるため
- 希望の出産施設や産後ケアを早めに予約するため
出産後2カ月で帰国する理由
- 日本での健診を受けるため
- 2カ月は母体の回復期間を確保するため
- 日本側の手続きに備えるため
結論|どちらで出産するべきか

正解はありませんが、「安心できる環境」を基準に考えると判断しやすくなります。
日本が向いている人
- 夫婦で一緒に経験したい
- 立ち会い出産を重視したい
- 日本の医療体制に安心感がある
母国が向いている人
- 家族のサポートを重視したい
- 精神的な安心を優先したい
- 初めての出産で不安が大きい
これから決める人がやるべきこと
私たちの経験から、先にやっておくと良いと感じたのは以下の3つです。
- 早めに出産する国をある程度決める
- 産院の情報収集を始める
- 家族とサポート体制を話し合う
特に産院選びは早いほど選択肢が広がります。


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