配偶者ビザ申請で困らない!国際カップルが交際中から残すべき5つの交際記録

恋人へ携帯で連絡を取っている画像 国際結婚の手続き

この記事では、現在交際中の国際カップルに向けて、
交際中から意識してやっておくとよいことをまとめています。

ここで紹介する内容は、配偶者ビザを申請・取得した私の経験から
将来、在留資格認定証明書(日本人の配偶者等) を申請する方にとって、
役立つと思うものばかりです。

在留資格認定証明書の審査では、日本人同士の結婚とは異なり、
結婚の事実だけでなく「交際の実態」が審査対象になることがあります。

配偶者ビザ申請では、

・どのように出会ったのか
・どのくらい交際したのか
・結婚が自然な流れだったか

を説明する必要があります。

そのため交際記録が重要になります。

これから国際結婚を考えている方、
将来的に配偶者ビザの申請を予定している方の参考になれば幸いです。

参考記事:配偶者ビザとは|国際結婚で日本に住むために必要な在留資格


※本記事は、筆者が2025年に台湾人の妻と自力で配偶者ビザを取得した実体験に基づくレポートです。
筆者は行政書士等の専門家ではないため、本記事の情報によって生じたトラブル等の責任は負いかねます。配偶者ビザの審査基準や必要書類は変更される場合があります。必ず出入国在留管理庁の公式案内ページなどの最新情報を併せてご確認ください。


交際中にやっておくとよい5つのこと

在留資格認定証明書の申請では、
「本当に交際・結婚の実態があるか」を確認するため、
交際状況が分かる資料の提出を求められることがあります。

そのため、交際中から無理のない範囲で記録を残しておくことが大切です。

私が実際に配偶者ビザ(在留資格認定証明書)を申請した際、「交際実態を説明する資料」として役立ったものを5つ紹介します。


① 場所が分かる背景でのツーショット写真を撮る

写真は、交際の事実を視覚的に伝えやすい資料です。
特に次のような写真は、いつ・どこで撮影したかが分かりやすく、資料として使いやすくなります。

  • 観光地名が分かる看板の前
  • レストランやカフェの外観
  • 有名な観光スポット

必ずしも特別な写真である必要はありません。

日常のデート写真で十分ですが、『いつ、どこで撮影したか』を証明するために、スマートフォンの位置情報(位置データ)や撮影日時がデータとして残っていることを確認しておきましょう。
また、服装がすべて同じだと『1日でまとめ撮りした』と疑われる可能性があるため、季節や時期が異なる写真(春・夏・秋・冬)を満遍なく保存しておくのがベストです。


② LINEなどのメッセージ履歴を保存しておく

メッセージ履歴は、交際の継続性を示す資料として活用できます。

例えば、

  • デートの計画(日時・場所・内容)
  • 日常的なやり取り
  • 体調を気遣うメッセージ
  • 結婚の話

など、交際していることが自然に伝わる内容が残っていると安心です。
スタンプだけ、事務連絡だけといった内容では、私の申請経験からいうと、交際実態を十分に説明しにくいと感じました。

交際中に喧嘩したり、悲しいメッセージがくると衝動的に履歴を消してしまうことがあると思います。
また、スマートフォンの機種変更やの際など、履歴が消えてしまうリスクがあります。

交際中は、定期的にバックアップを取る、削除しすぎないことを意識しておくと、後から困らずに済みます。


③ 通話履歴を残しておく

遠距離期間がある国際カップルの場合、
通話履歴は関係性を補足する重要な資料になります。

目安としては、

  • 1〜2か月に1回程度
  • 30分以上の通話

といった履歴が残っていると、
「定期的に連絡を取り合っていた」という説明がしやすくなります。

全く電話をしていない、電話しても数分だけだと配偶者ビザ申請の交際を証明する提出資料としては交際実態を十分に説明しにくいと感じました。

通話履歴はスクリーンショットがあれば十分です。

ただし、格安SIMへの乗り換えやスマートフォンの機種変更を行うと、過去の通話履歴(履歴画面)が消えてしまうリスクがあります。
遠距離期間中の履歴は、定期的にスクショを撮ってクラウド等にバックアップを保存しておきましょう。

WhatsAppやFaceTimeなどLINE以外のアプリを利用している場合も同様に、通話(Calls)タブの発着信履歴やチャット画面のスクリーンショットを残すことが重要です。
定期的な通話記録(日付、相手、通話時間が分かるもの)は、日頃のコミュニケーションの継続性を証明するための提出資料として活用できます。


④ 家族と会った際の写真を撮る

交際が真剣なものであることを示す資料として、
家族との交流が分かる写真も役立ちます。

  • 相手の家族と会ったとき
  • 自分の家族に紹介したとき

など、誰と・どこで会ったかが分かる写真を残しておくとよいでしょう。

形式ばった写真である必要はなく、
食事の場面など、自然な雰囲気の写真で問題ありません。

家族の写真があることで、家族から認められた結婚であることが補足的に説明できます。
「一緒に写真を撮りましょう」というのは恥ずかしいですが、勇気をもってお願いしましょう。


⑤ プレゼントや手紙を保管しておく

次のようなものも、交際の実態を補足する資料になります。

  • プレゼントの写真
  • 手紙やカード
  • それに対するお礼のメッセージ

必須ではありませんが、
交際の流れを説明する際の補助資料として活用できる場合があります。

私は偽装結婚ではなく、真剣な結婚であることを補足的に説明するため、結婚指輪の領収書を配偶者ビザ申請の補足資料として提出しました。


なぜ交際の記録が必要なのか

在留資格認定証明書を申請する際には、
結婚に至るまでの経緯や交際状況を文章で説明する必要があります。

申請内容は書類をもとに審査されるため、
文章だけでなく、写真やメッセージなどの客観的な資料があると、
交際の状況が伝わりやすくなります。

例えば、申請書に
「〇年〇月〇日にレストランで両親へ結婚の挨拶を行った」
と記載するだけでなく、

  • 当日の写真
  • レストランの予約画面

などを添付すると、内容の信頼性が高まります。

私たちが在留資格認定証明書を申請する際に提出した書類の一覧はこちらです。

記事:夫婦間の交流が確認できる資料とは?配偶者ビザ申請時の提出例を解説

私自身の体験談

私の場合は、在留資格認定証明書の申請時に、

  • 写真(日付が分かるもの)
  • LINEのメッセージ履歴
  • 通話履歴のスクリーンショット
  • 結婚指輪の領収書

を資料として添付しました。

当時、妻はLINEのメッセージを定期的に整理・削除するタイプだったため、
主に私のスマートフォンの履歴から資料を探し、スクリーンショットを作成しました。

もしお互いに履歴を削除していたら、
交際の経緯を説明する資料を集めるのは大変だったと思います。

実際に提出した資料の作り方については、以下の記事で詳しく解説しています。

記事:配偶者ビザ申請で提出したSNS記録資料の作り方|LINE履歴のまとめ方を実例で紹介

記事:配偶者ビザ申請で提出した写真資料の作り方|写真のまとめ方を実例で紹介

記事:配偶者ビザ申請で提出した通話記録資料の作り方|LINE通話履歴のまとめ方を実例で紹介


現在交際中の方へ

現在交際中の国際カップルの方は、
ぜひ日常の思い出を無理のない形で残しておくことをおすすめします。

それは将来の手続きに役立つだけでなく、
後から振り返ったときに、二人の歩みを実感できる貴重な記録にもなります。


実際にやっていて役立った工夫

私たちは交際中に、LINEのアルバム機能でデート中の写真を共有していました。
アルバムのタイトルを「日付、場所」にしていたので、撮影日や場所が整理されており、資料作成が比較的に楽に進みました。

また、在留資格認定証明書の申請準備で交際履歴を振り返っていると、
当時の出来事や気持ちが自然と思い出されました。

二人の歴史を振り返りながら資料を作成する時間は、
改めて結婚への意識を深めるきっかけにもなり、
国際結婚ならではの良い経験だったと感じています。


結論

交際中に最も残しておきたいものは次の5つです。

  • 場所が分かる写真
  • LINE(メッセージ)履歴
  • 通話履歴
  • 家族写真
  • プレゼントや手紙

私はこれらを実際に提出し、配偶者ビザ(在留資格認定証明書)を取得できました。

これらは後から集めようと思っても用意できない場合があります。

交際中から少しずつ残しておくことをおすすめします。

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