国際結婚の流れ

パスポートの画像 国際結婚の手続き

はじめに

※本記事は、筆者自身の実体験をもとにした情報共有を目的としています。
※特定の手続きや方法を推奨するものではなく、申請結果を保証するものではありません。
※制度や運用は変更される可能性があります。必ず最新情報は、関係機関の公式案内をご確認ください。

私は仕事の出張で訪れた台湾で、当時通訳として働いていた妻と出会いました。
2か月に1回のペースで出張を重ねるうちに徐々に親しくなり、交際を経て結婚することになりました。

お互いに初婚で、まさか自分が国際結婚をするとは思っておらず、婚姻手続きや在留資格については何も分からない状態からのスタートでした。
何か手続きを進めようとするたびに、毎回インターネットで調べたり、市役所や関係機関に足を運んだりと、戸惑うことばかりだったのを覚えています。

このブログは、これから国際結婚を考えている方や、手続きについて調べている方に向けて、私自身の経験をもとに情報をまとめています。

この記事では、

  • 国際結婚をする際の一般的な手順
  • 日本人同士の結婚との大きな違い

について、体験談を交えながら解説します。


国際結婚で最初にやるべきこと

国際結婚を考え始めたら、まず確認すべき3つのポイント

国際結婚を考え始めた段階で、私が「先に知っておけばよかった」と感じたポイントは次の3つです。

1つ目は、どの国で結婚手続きを行うのかです。
日本と相手国のどちらで婚姻手続きを行うかによって、必要書類や順番が大きく異なります。

参考記事:婚姻届けの提出方法日本×台湾の国際結婚|婚姻届の提出方法と手続きの流れ婚姻届けの提出方法

2つ目は、結婚後にどの国で生活するのかです。
日本で生活する予定がある場合、在留資格の取得は避けて通れません。

3つ目は、配偶者ビザの申請時期・申請方法です。
婚姻届を出してから調べ始めると、想像以上に時間が足りなくなります。
配偶者ビザの申請で必要な婚姻証明書などは、婚姻届けを提出するタイミングで入手すれば効率的に手に入れることができます。

参考記事:【完全版】配偶者ビザ申請の手順まとめ|行政書士なしで自分で申請した全記録

この3点を早めに整理しておくだけでも、国際結婚の手続きはかなりスムーズになります。


国際結婚の大きな特徴とは

国際結婚の最大の特徴は、
婚姻届を提出しただけでは、すぐに一緒に生活を始められない場合がある
という点です。

法律上は夫婦になっていても、在留資格の問題によって、一定期間、夫婦が別々の国で生活せざるを得ないケースも少なくありません。

私自身も国際結婚を経験するまでは、
「結婚=一緒に暮らせるもの」
と、当たり前のように考えていました。

しかし実際には、結婚後に必要な手続きは非常に多く、事前に知っておかないと戸惑うことばかりでした。


国際結婚の一般的な手順【体験ベース】

結婚指輪の画像

私たちが実際に国際結婚をした際のおおまかな流れは、以下の通りです。
※結婚後は、台湾人の妻と日本で生活しています。

  1. 交際開始
  2. 同棲生活(日本で約3か月)
  3. プロポーズ
  4. 両親への挨拶
  5. 婚姻届の提出
  6. 在留資格認定証明書(日本人の配偶者等)申請
  7. 在留資格「日本人の配偶者等」取得

この流れからも分かる通り、国際結婚では「結婚後の手続き」が非常に重要になります。

日本人同士の結婚とは異なり、結婚が成立しても、それだけでは日本で一緒に生活することはできません。

日本で夫婦生活を送るためには、

  • 在留資格認定証明書の申請
  • 在留資格「日本人の配偶者等」の取得

が必要になります。


日本人同士の結婚との違い

一般的な日本人同士の結婚では、次のような流れが多いと思います。

  1. 交際開始
  2. プロポーズ
  3. 両親への挨拶
  4. 婚姻届の提出

婚姻届を市役所に提出すれば、その日から法律上の夫婦となり、多くの場合、そのまま一緒に生活を始めることができます。
住民票の移動や各種手続きも、比較的スムーズに進みます。

一方、国際結婚の場合はここが大きく異なります。

婚姻届を提出しただけでは、外国籍の配偶者は日本に長期滞在できません

これが、日本人同士の結婚と国際結婚の最も大きな違いです。

私たちが結婚する際に行ったイベントは以下の記事に書いています。

記事:国際結婚における結婚前のイベント|私たちの体験談
記事:引っ越し手続き国際結婚における引っ越しと新居選び|短期滞在中でもできた私の体験談


婚姻後すぐに一緒に住めない理由

たとえ日本と相手国の両方で婚姻届が受理され、法律上の夫婦になっていたとしても、
長期滞在できる在留資格がなければ、日本で一緒に生活することはできません。

観光や親族訪問などを目的とする「短期滞在」で来日した場合、次のような制限があります。

  • 住民票の登録ができない
  • 携帯電話や銀行口座を作れない
  • 健康保険に加入できない
  • 原則として就労できない

このような状況では、日常生活を安定して送ることは難しく、夫婦として生活基盤を築くのは現実的ではありません。

そのため、日本で夫婦として生活するには、配偶者ビザの取得が不可欠になります。


配偶者ビザ(日本人の配偶者等)とは

使い古したパスポートの画像

一般的に「配偶者ビザ」と呼ばれていますが、正式名称は
在留資格「日本人の配偶者等」 です。

この在留資格を取得することで、以下のことが可能になります。

  • 長期間の日本滞在
  • 就労(職種制限なし)
  • 住民票の取得
  • マイナンバーの発行
  • 健康保険・年金への加入

配偶者ビザを取得することで、日本で生活するための最低限の基盤が整います。

参考記事:配偶者ビザとは|国際結婚で日本に住むために必要な在留資格


在留資格認定証明書とは

配偶者ビザを申請する前に必要なのが、
在留資格認定証明書です。

これは、出入国在留管理庁が事前に、
「この外国人は『日本人の配偶者等』という在留資格に該当する」
と事前に審査・認定する書類です。

この証明書が交付された後、
海外にいる配偶者が、現地の日本大使館・領事館で配偶者ビザを申請します。

国際結婚においては、
この在留資格認定証明書の申請が最も重要で、時間と労力がかかる手続き
だと感じました。


配偶者ビザの期間について

配偶者ビザの在留期間は、主に以下のいずれかです。

  • 6か月
  • 1年
  • 3年
  • 5年

在留期間には期限があり、継続して日本で生活するためには更新手続きが必要です。
初回申請では、1年または3年が付与されるケースが多い印象です。


最後に|実体験から伝えたいこと

私は、婚姻届を提出する約1週間前に、初めて在留資格認定証明書の存在を知りました。
それまで、国際結婚にここほど多くの手続きが必要だとは正直まったく想像していませんでした。

知識がほとんどない状態からのスタートでしたが、
インターネットで情報を調べ、市役所や関係機関に相談しながら自力で申請を行い、
初回申請で在留期間3年の配偶者ビザを取得することができました。

本ブログでは、

  • 必要書類
  • 書き方のポイント
  • 申請時に気をつけた点

なども、実体験をもとに詳しく書いていますので、是非ご参考ください。

このブログを読むだけで、国際結婚の手続きができ、配偶者ビザを取得し、外国人配偶者と日本で結婚生活を送れるように、記事を書いていきます。

記事:【完全版】配偶者ビザ申請の手順まとめ|行政書士なしで自分で申請した全記録

国際結婚や配偶者ビザについて、ご質問やご要望があれば、
お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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