婚姻届けの提出方法
日本×台湾の国際結婚の場合、婚姻届けの提出方法は2パターンあります。
①日本で先に婚姻届けを提出し、90日以内に台湾で婚姻手続きをする。
②日本で先に婚姻届けを提出し、90日以内に台湾で婚姻手続きをする。
私たちは、①日本で先に婚姻届けを提出し、90日以内に台湾で婚姻手続きをする。を選択しました。
このブログでは①日本で先に婚姻届けを提出し、90日以内に台湾で婚姻手続きをする。の方法について、紹介します。
用意するもの（日本側）
婚姻届けを提出する前に日本と台湾の市役所で、必要書類を確認しました。
市役所で聞いた情報とネット上の情報で少し違いがあったので、事前にお住まいの地域の市役所に確認することをオススメします。
私たちの地域では用意する書類は下記の通りでした。
①婚姻届け
※結婚保証人は日本で住民票を持っている方でなければいけません。台湾人を保証人にすることはできません。
②相手の戸籍謄本＋戸籍謄本の日本語訳
※訳者は誰でも良いです。私たちの場合、妻が訳しました。
③身分証明書
日本人は免許証などです。外国人はパスポートです。
用意するもの（台湾）
日本側の手続きが完了したあと、90日以内に台湾でも婚姻届けを完了させなければいけません。
台湾側での申請で必要な書類は下記の通りです。
①婚姻事実が記載された戸籍謄本、もしくは婚姻届受理証明書
市役所に婚姻届けを提出してから、日本人の戸籍謄本に婚姻事実が記載されるまでに1カ月程度かかると言われています。
婚姻届受理証明書は、婚姻届を提出した当日に市役所でもらえます。
※市役所の休日に婚姻届を提出した場合は翌営業日。
そして、少し手間なのが戸籍謄本、もしくは婚姻届受理証明書は領事館の承認を得られたものでなければいけません。
1) 日本の市役所で戸籍謄本、もしくは婚姻届受理証明書をもらう(1日)
2) 戸籍謄本、もしくは婚姻届受理証明書を台湾語訳する(1日)
3) 戸籍謄本、もしくは婚姻届受理証明書の原本と訳したものを日本にある台湾領事館に持っていく or 郵送し承認をもらう。(承認に要するのは実働5日)
の手順を踏まなければいけません。
②身分証明書
日本人はパスポートです。外国人は免許証などです。
また、海外の市役所で婚姻届けを提出した際には、結婚証明書をもらうようにしてください。
在留資格認定証明書申請時に必要になります。
提出にかかった時間
婚姻届けの手続きにかかる時間は最短で約2週間です。
① 1日：台湾で相手の戸籍謄本の取得
② 1日：日本に移動
③ 1日：婚姻届記入＋戸籍謄本の日本語訳
④ 1日：市役所に婚姻届けを提出、婚姻届受理証明書の取得
⑤ 1日：婚姻届受理証明書の日本語訳
⑥ 1日：領事館に婚姻届受理証明書を提出
⑦ 5日：承認まで待機
⑧ 1日：台湾へ移動
⑨ 1日：台湾の市役所で手続き
といった時間感覚です。
私たちは戸籍謄本の入手→日本で婚姻手続き→台湾で婚姻手続きは
約1カ月かけて行いました。
住所問題
私たちは婚姻届けを出す前に、二人で住む住居を決め、引っ越しを行いました。
本籍地の移動や住民票の住所変更など、婚姻後にやる手間をなくしたかったためです。
婚姻届け提出前に引っ越しを行うことで、手続きに集中できて良かったです。
しかし、婚姻届け提出後に住居決めを行っても全然良いと思います。
※ただし、在留資格認定証明書申請までには住居を決めておくことをおすすめします。
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