※本記事は個人の体験をもとにした情報共有であり、
特定の方法を推奨したり、申請結果を保証するものではありません。
提出方法や内容は申請状況により異なる場合がありますので、
最新情報は出入国在留管理庁の公式案内をご確認ください。
はじめに|「結婚している」だけでは足りない理由
在留資格認定証明書(いわゆる配偶者ビザ)の申請では、
婚姻届を提出して法律上の夫婦であることを示すだけでなく、
- 実際に夫婦として生活・交流しているか
- 形式的な結婚ではないか
といった結婚生活の実態が総合的に審査されます。
その際に補足資料として求められることがあるのが、
「夫婦間の交流が確認できる資料」です。
これは、
「書類上は結婚しているが、実際の関係性はどうなのか」
という点を、第三者にも分かる形で説明するための資料だと感じました。
夫婦間の交流が確認できる資料とは
「夫婦間の交流が確認できる資料」とは、
- 夫婦として継続的な連絡・交流がある
- 一定期間にわたって関係が続いている
という事実を、写真や記録を通して補足的に示す資料です。
これは必ず提出しなければならない書類ではありませんが、
申請内容や夫婦の状況によっては、提出を求められたり、
提出することで説明がしやすくなる場合があります。
出入国在留管理庁が示している例
出入国在留管理庁の公式サイトでは、夫婦間の交流を確認するための提出資料として、以下のような資料例が紹介されています。
- スナップ写真
(お二人で写っており、容姿がはっきり確認できるもの。アプリなどで加工された写真は不可とされています)
※目安:2〜3枚程度 - その他の参考資料
- SNSの記録
- 通話記録
- メッセージのやり取りが分かる資料 など
ただし、
提出する内容や枚数に明確な決まりはありません。
申請者ごとの状況を踏まえ、
「どのような資料が適切か」を個別に判断するとされています。
私たちが提出した資料の例
ここからは、
あくまで一例として、私たちが実際に提出した資料の内容を紹介します。
同じ内容・同じ量を提出する必要はありません。
「このような考え方で準備した」という参考情報としてご覧ください。
① 写真資料
提出した写真の内容は、以下のようなものでした。
- デート時に撮影した写真
- 家族との食事会の写真
- 日常の生活が分かる写真 など
合計:18枚
観光地での記念写真だけでなく、
日常的な関係性や家族とのつながりが分かる写真も提出しました。
写真選びで意識した点
- 交際期間の異なる時期の写真を含める
- 時系列がある程度分かる構成にする
- 「仲が良さそう」よりも「関係が続いている」ことを重視
写真は量よりも、
関係性の流れが自然に伝わるかを意識しました。
参考記事:配偶者ビザ申請で提出した写真資料の作り方|写真のまとめ方を実例で紹介
② LINEのチャット履歴(SNS記録)
- 交際期間:約2年(27カ月)
- 抜粋した日数:29日分
- 目安:各月から1日程度
毎日のやり取りをすべて提出するのではなく、
交際期間を通じて継続的な交流があることが
分かる範囲で抜粋しました。
掲載した内容の傾向
- 日常生活に関する会話
- デートや予定の相談
- 将来や結婚について話し合っている内容
感情的なやり取りや、
文脈が分かりにくい会話は含めていません。
参考記事:配偶者ビザ申請で提出したSNS記録資料の作り方|LINE履歴のまとめ方を実例で紹介
③ LINEの通話履歴
- 30分以上の通話:9回分
通話の日時や通話時間が確認できる画面を用い、
一定期間にわたって交流が続いていることが
分かるような資料を提出しました。
特に遠距離期間がある場合、
通話履歴は交流実態を補足する資料として有効だと感じました。
参考記事:配偶者ビザ申請で提出した通話記録資料の作り方|LINE通話履歴のまとめ方を実例で紹介
資料作成時に意識した注意点
実際に資料を準備する中で、
特に重要だと感じた点は以下の通りです。
内容に虚偽や誇張がないこと
- 事実と異なる内容は書かない
- 実態以上によく見せようとしない
自然な内容であることを重視しました。
他の提出書類との整合性
- 質問書
- 申請理由書
- 申請書 など
提出したすべての書類と、
- 日付
- 交際期間
- 交流内容
に矛盾が出ないよう、必ず確認しました。
プライバシーへの配慮
- 不要な個人情報は黒塗り
- 必要な部分だけが分かるようトリミング
第三者の情報にも十分配慮しました。
資料の量が多ければ良いわけではない
今回の申請を通じて感じたのは、
量よりも内容の一貫性や自然さが重要だという点です。
無理に多くの資料を提出するよりも、
- 交際が継続していること
- 夫婦としての関係性が客観的に伝わること
を意識して整理することが大切だと感じました。
今後について
資料の具体的な作成方法や、
- どの記録を使ったか
- 記録の抜粋基準はどうしたか
- どのようなフォーマットで資料を作成したか
といった点については、
別の記事で詳しく解説しています。
参考記事:配偶者ビザ申請で提出した写真資料の作り方|写真のまとめ方を実例で紹介
参考記事:配偶者ビザ申請で提出したSNS記録資料の作り方|LINE履歴のまとめ方を実例で紹介
参考記事:配偶者ビザ申請で提出した通話記録資料の作り方|LINE通話履歴のまとめ方を実例で紹介
まとめ|夫婦間の交流資料は「実態」を補足するためのもの
夫婦間の交流が確認できる資料は、
配偶者ビザ申請において
結婚生活の実態を補足的に伝えるための資料です。
出入国在留管理庁が示している例を参考にしつつ、
それぞれの状況に合った形で、
無理のない範囲で準備することが重要だと感じました。
これから配偶者ビザを
ご自身で申請しようと考えている方にとって、
本記事が参考情報のひとつになれば幸いです。


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