【完全版】配偶者ビザ申請の手順まとめ|行政書士なしで自分で申請した全記録

書類について説明をうけている画像 配偶者ビザ

※本記事は、台湾人の配偶者を海外から日本に呼び寄せ、行政書士を使わずに配偶者ビザを申請した筆者の実体験をもとに作成しています。

【結論】配偶者ビザは自力申請できるのか?

結論からお伝えします。

・条件に大きな問題がなければ自力申請は可能
・準備期間を含めて4〜5か月は見ておくべき
・審査で最も重要なのは「書類の整合性」
・感情よりも客観資料が重視される

私たちは行政書士に依頼せず、自力で申請し、
追加書類なし・一発許可・在留期間3年を取得できました。

ただし、対策をせずに申請しても必ず申請が許可されるとは限りません。
この記事では、実際の流れとリアルな体験を正直にまとめます。


はじめに|「結婚したのに一緒に住めない」状態から始まった

本記事では、海外に住んでいる外国人配偶者を日本に呼び寄せるケースを前提に、
在留資格「日本人の配偶者等(通称:配偶者ビザ)」の申請手順体験談を完全版としてまとめています。

私たち夫婦は国際結婚をしており、妻は台湾人です。
結婚当時、妻は日本の中長期在留資格を一切持っていませんでした。

  • 就労ビザ:なし
  • 留学ビザ:なし
  • 永住権:なし
  • その他の中長期在留資格:なし

来日時は短期滞在ビザのみの状態でした。

短期滞在ビザでは、日本に滞在できる期間は連続90日以内、年間180日までに制限されます。

結婚したにもかかわらず、

  • 一緒に住めない
  • 将来の予定が立てられない
  • 次はいつ会えるか分からない

という不安定な状況が続きました。

この不安定な状況を解消するために必要だったのが、
在留資格「日本人の配偶者等」、いわゆる配偶者ビザです。

▶︎参考記事:配偶者ビザとは|国際結婚で日本に住むために必要な在留資格

この記事では、
海外に住む外国人配偶者を日本に呼び寄せた実体験をもとに、

  • どんな流れで申請したのか
  • どこで不安になったか
  • 実際にどれくらい時間がかかったか

を、最初から最後まで正直にまとめています。

配偶者ビザを申請前の国際結婚において、私たちが行った行事や結婚前にやっておいたほうが良いことは以下の記事をご参考ください。

♢国際結婚に必要な続きについての記事はこちら
記事:国際結婚の流れ

♢国際結婚での顔合わせなど、結婚前のイベントについての体験談はこちら
記事:国際結婚における結婚前のイベント|私たちの体験談

♢配偶者ビザを申請するにおいて、交際中にやっておいたほうがよいことをまとめた記事はこちら
記事:国際カップルが交際中にやっておくとよいこと|配偶者ビザ申請に向けて

♢日本と台湾の国際結婚における婚姻届けの提出方法はこちら
記事:婚姻届けの提出方法日本×台湾の国際結婚|婚姻届の提出方法と手続きの流れ婚姻届けの提出方法

♢配偶者ビザ申請前の引っ越し手続きに関してはこちら
記事:引っ越し手続き国際結婚における引っ越しと新居選び|短期滞在中でもできた私の体験談


配偶者ビザは「結婚=自動取得」ではなかった

正直に言うと、交際中の結婚前の私は
「結婚すれば自然に日本に住めるもの」
だと思っていました。

しかし実際は違いました。

配偶者ビザは、
結婚した事実があるだけでは取得できません

入管(出入国在留管理庁)は、主に以下の点を見ています。

  • 結婚が形式的なものではないか
  • 夫婦として実体のある関係か
  • 日本で安定した生活基盤があるか

これらを書類だけで判断されます。

つまり、
「どれだけ丁寧に書類で説明できるか」
が結果を大きく左右します。


行政書士に頼むべき?自分で申請できる?

申請準備を始めた当初、ネット検索をすると
検索すると行政書士事務所のサイトが多く表示されます。

「自分でやると不許可になる?」
「専門家に頼まないと危険?」

正直、不安になりました。

しかし私たちは自力申請を選びました。

私たちが自力申請を選んだ理由

理由は次の通りです。

  • 費用をできるだけ抑えたかった
  • 交際経緯・結婚までの流れが比較的シンプルだった
  • 書類作成に時間をかけられた

結果として、

  • 追加書類なし
  • 一発許可
  • 在留期間3年

の配偶者ビザを取得することができました。

♢行政書士に依頼するか、自分で申請するか悩んでいる方に向けた記事はこちら
記事:在留資格認定証明書は自分で申請できる?体験談から解説

条件に大きな問題がなければ、自力申請は十分可能だと実感しています。


【実体験】海外から呼び寄せた配偶者ビザ申請の流れ

私たちが行った手続きの全体像です。

配偶者ビザ申請の流れ(海外在住の場合)

  1. 日本人配偶者(または代理人)が日本で在留資格認定証明書交付申請を行う
  2. 入管で審査(※私たちは約70日)
  3. 在留資格認定証明書が交付される
  4. 海外に住む配偶者へ証明書を郵送
  5. 現地の日本大使館・領事館でビザ申請
  6. ビザ発給後、日本へ入国
  7. 入国時に在留カードを受け取る
  8. 市区町村で住民登録・各種手続きを行う

私たちの場合、申請開始から日本で一緒に住めることが決まるまで約3か月半かかりました。

申請書類の準備期間を含めると、約4カ月半かかっています。

♢配偶者ビザ申請当日の流れに関する記事はこちら
記事:配偶者ビザ申請書類を入管へ提出する流れ|当日の様子と審査期間の目安

♢配偶者ビザ交付後の手続きの一覧記事はこちら
記事:配偶者ビザ交付後の手続きまとめ|在留資格認定証明書から住民票登録までの流れ

審査70日間のリアル

申請後、約70日間待ちました。

・入管からの連絡は一切なし
・毎日ポストを確認
・「不許可だったらどうしよう」と何度も検索

私は、60日目あたりから不安が強くなりました。

しかし結果は問題なく許可。

審査期間が長い=不許可ではありません。


不許可になりやすいケース

実際に調べる中で、注意すべき点も分かりました。

・収入が不安定
・交際期間が極端に短い
・年齢差が大きいのに説明不足
・過去の在留違反
・日本での居住実態がない

成功体験だけでなく、リスク理解も重要です。


【追加資料ゼロ】書類準備で意識した3つのポイント

配偶者ビザ申請では、多くの書類を提出します。
私たちは、以下の点を特に意識しました。

①「聞かれそうなことは先回りして書く」

  • 出会いのきっかけ
  • 交際期間
  • 結婚に至った理由

を、申請理由書にまとめ、丁寧説明しました。

② 書類同士の内容を必ず一致させる

  • 日付
  • 交際開始時期
  • 時系列
  • 名前、住所などの表記

が食い違わないよう、何度も確認しました。

③ 写真・SNS・通話履歴は「自然さ」を重視

量よりも、
「普通の夫婦だと伝わるか」
を意識しました。

その結果、審査中に追加資料の提出は一切ありませんでした

必須書類・記入例・補足資料の記事まとめ

▶︎参考記事:在留資格認定証明書申請に必要な提出書類まとめ【配偶者ビザ】
▶︎参考記事:在留資格認定証明書交付申請書の書き方【配偶者ビザ・記入例】1/3
▶︎参考記事:在留資格認定証明書交付申請書の書き方【配偶者ビザ・記入例】2/3
▶︎参考記事:在留資格認定証明書交付申請書の書き方【配偶者ビザ・記入例】3/3
▶︎参考記事:配偶者ビザ申請|身元保証書の書き方と記入時の注意点
▶︎参考記事:配偶者ビザ申請|質問書の書き方と記入例(1〜4ページ)
▶︎参考記事:配偶者ビザ申請|質問書の書き方と記入例(5〜8ページ)
▶︎参考記事:配偶者ビザ申請|申請理由書とは?書き方と記載内容の一例
▶︎参考記事:夫婦間の交流が確認できる資料とは?配偶者ビザ申請時の提出例を解説
▶︎参考記事:配偶者ビザ申請で提出したSNS記録資料の作り方
▶︎参考記事:配偶者ビザ申請で提出した写真資料の作り方
▶︎参考記事:配偶者ビザ申請で提出した通話記録資料の作り方


配偶者ビザ申請を終えて感じた正直な気持ち

配偶者ビザ申請は、正直に言って簡単な手続きではありませんでした。
しかし、書類を準備する過程で、

  • 出会いから結婚までを振り返る
  • 夫婦で将来について話し合う

という、夫婦にとって前向きな時間にもなりました。

在留資格が無事に許可されたときの安心感は、今でも忘れられません。


まとめ|配偶者ビザ申請は「正しく準備すれば」自分でも申請できる

実体験から感じたことは、次の3点です。

  • 制度を正しく理解する
  • 書類を丁寧に準備する
  • 結婚の実態を正直に伝える

これらを意識すれば、
行政書士に依頼しなくても配偶者ビザは取得できる可能性は十分にあります。

このブログが、
これから配偶者ビザ申請に挑戦する方の不安を、
少しでも減らす助けになれば幸いです。


※本記事は筆者の体験に基づく情報提供であり、申請結果を保証するものではありません。最新情報は必ず出入国在留管理庁(公式サイト)および管轄入管をご確認ください。

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